主な病気の症状
うつ病
ストレスが引き金となると言われているうつ病。
気分や感情の落ち込みを中心とする疾患で、症状としては、興味や喜びの喪失・思考力・集中力・意欲の低下など「こころの症状」だけでなく、不眠・倦怠感・めまい・動悸など「からだの症状」もあります。
休養と薬物投与が主な治療法ですが、放置すると重症化する為早めの受診をお勧めします。
双極性障害(躁うつ病)
症状としては、元気が出すぎる躁病の時期と、意気消沈するうつ期が交互に現れる病です。
高揚感やお喋り・寝なくても平気・すぐに気が散る…などの症状と、一日中憂鬱な気分や思考能力の低下・興味の喪失や不眠が繰り返し現れます。
薬と精神療法的なアプローチで治療をしていきます。
睡眠障害
睡眠障害とは、寝つきが悪く何度も目が覚める、いくら寝ても眠い…など睡眠に何等かの問題がある状態をいいます。原因には、生活習慣や環境・精神的・身体的な病気から来るもの、お酒によって引き起こされるものなど様々です。
睡眠障害が長期化することにより、生活習慣病やうつ病にかかりやすくなると言われています。その為、睡眠障害は放置せず、適切に対処することが重要です。
断酒指導
アルコール依存症は、お酒の飲み方を自分でコントロールできなくなる病気です。身体的・精神的・社会的に問題が起きても飲み続けてし
います。意思の弱さから起きるものでなく、治療の必要な病気です。
ご本人がお酒の問題を認めることが難しい特徴の為、ご家族の相談を
お受けしたり、依存症のミーティングも開催しています。
認知症
認知症の原因となる代表的な病気には、「アルツハイマー型認知症」、「血管性認知症」、「レビー小体型認知症」があります。
早期診断と治療を行うことで安心できます。適切な認知症への対応へのアドバイスなども行います。
パニック障害
突然起こる動悸やめまい、発汗、息苦しさ、吐き気、手足の震えなどの症状があります。
「また発作が起きたらどうしよう」という予期不安から症状を繰り返すことが多くあります。適切な治療をうけることで症状は軽減していきます。
認知症の診断治療について
当院では、こころ尾道駅前クリニックとの連携により、MRIによる早期アルツハイマー型認知症診断支援システム「VSRAD」を実施しています。
VSRADにより、アルツハイマー型認知症の早期診断に役立つ情報を得ることができます。
通常の頭部MRI検査の一環として行います。
※MRIは駅前クリニックで行います。
もの忘れや気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
認知症のデイケア施設併設、在宅医療も行っております。
循環器内科医師:永井 英里
整形外科医師:谷脇 功一を配置しています。
お気軽にご相談ください。
医療費・保険・年金などの、各種福祉制度の相談にも対応しています。
精神保健福祉士までご相談ください。